
人の往来が多い近隣商業地域に位置するため、1階の窓を最小限に抑えてプライバシーをしっかり確保。2か所のバルコニーと屋上を設け、快適に過ごせる住空間を実現しました。
外観の重厚なイメージに合わせて、内装もシックな色合いでコーディネート。玄関には、従前の庭に植えていた木を加工し手すりとして残しました。
靴の着脱や段差の昇降をサポートする手すりの設置と合わせ、室内への扉には間口が広く軽い力で開閉できる引き戸を採用。将来まで安心して暮らせるように、バリアフリーを意識して計画しています。
LDKに面した小上がりの和室。家族の憩いの場所としてはもちろん、家事スペースや客間など、多目的に使える便利なスペースです。押し入れに加えて約1畳分の床下収納を設けているため、日用品のストックなど、LDKで必要なものをすっきり収納できます。
フロア全体を見渡せるオープンキッチン。家族と顔を合わせる機会が自然に増えるよう、目の前に階段を配置。「ただいま。おかえり」の声がけが習慣になります。隣接する小上がりの和室が空間に奥行き感をもたらし、広々と感じられるのも魅力です。
ウォークインクローゼットを2つ設けた寝室。夫婦それぞれで使用したり、左右で春夏物と秋冬物に分けて収納したりと多様な使い方ができます。引き戸を採用しているため、スーツケースや大型の荷物の出し入れもスムーズです。
3階にはセカンド洗面を設置。手洗いや掃除、加湿器の給水などで、わざわざ1階の洗面室まで行く必要がなく、階層にかかわらず快適に過ごせます。洗面台を2カ所に設けておくと、朝の身支度の時間帯に混雑を緩和できるのもメリットです。
ダーク色のアクセントクロスとフローリング、カーテンを組み合わせた、こだわりのホビールーム。自慢のコレクションを眺めたり、音楽を楽しんだり、リラックスしながら趣味に没頭できる特別な空間に仕上がりました。
開放感や眺望を楽しめる屋上のルーフバルコニーは家族のお気に入りの場所。周囲の視線を気にせず過ごせるため、イスやテーブルを置いて、セカンドリビングのように使えます。ちょっとしたカフェタイムや休日のブランチを楽しむのにもぴったり。家族が集まってのBBQも恒例のお楽しみとなっているそうです。