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各工程ごとに当社が定める厳しい検査基準を設け、
着工から完成まで、入念なチェック体制を確立しています。
建物の適切な基礎計画のために、まず地盤調査を実施。近鉄不動産では、地盤の長期許容応力度の算出や盛土・埋め戻し土の状況などを確認後、地盤調査報告書を作成します。
基礎部全面に、引っ張り力に強い鉄筋を網の目状に組み、その上から圧縮力に優れたコンクリートを流し込む鉄筋コンクリート造ベタ基礎を採用。建物を面全体でしっかり支え、直接地盤に伝えます。
配筋完了後、設備配管口も含め厳密な検査を実施します。基礎工事完了後には、基礎天端のレベル、芯墨の対角寸法、また境界より建物芯までの寸法やアンカーボルトの配置等が設計図面と相違ないかを検査します。
土台は、腐れや害虫に強い木材を使用。さらに、気密シートと接する面に、安全性の高い防腐・防蟻剤を塗布した後、プレカットにて正確に加工された土台を基礎部に固定。アンカーボルトで強固に緊結します。
クレーンで吊り上げた構造材を、熟練した専門作業員が、寸分狂わずスムーズに確実に組み立てて行きます。
屋根下地の上から断熱材を全面に張り付けていきます。断熱材の上に打ち付けた野地合板の上に防水シートを全面に敷きつめ、徹底した防水・防湿対策を施します。屋根断熱工事後、屋根葺き工事を行います。
壁面に構造用面材を打ち付けます。外力に対抗する耐力壁を構成して強度を高めます。また、内部の壁にも筋交いや構造用面材を使用した耐力壁を設け、壁量バランスを高めます。
一邸ごとに壁量計算し、最適な構造バランスをチェック。柱や梁、構造材の施工や寸法などの検査はもとより、構造用金物の全てのボルトを1本づつ増し締めし、正確に施工しているかを厳重にチェックします。
断熱材は建物の形状に合わせて現場でカッティング。外壁に連続して張り付けることで、断熱材のすき間をつくりません。基礎部は、床材に防腐・防蟻剤を塗布した後、屋内側の基礎外周の立ち上げ部、および床ベース部に折り返して断熱材を施工します。
各開口部にサッシを取付け、すべての断熱工事が完了した後、建物の気密性能を当社の気密測定技能者が測定します。すき間の多い住宅ほど暖湿気が室内に侵入してクーラーの効きが悪くなるばかりか、逆転結露の心配があるため、気密測定検査を行うことで適正な機密性能になるよう施工します。
左官工事の完了後、養生期間をおいて外壁を塗装、もしくはサイディング貼り。内壁のクロスやクロス接着剤は、ホルムアルデヒドの放散量が最も少ないF☆☆☆☆等級の材料を使用しています。
施主様と打ち合わせした内容と相違ないか、天井、壁下地状況、また仕上げ造作部材に問題はないかなど、最終仕上げ工程に入る前に検査を行います。
建物のすべての工事が完了したのち、設備機器の設置やインテリア工事などを経て住まいが完成。工事完了とともに工事監理者・設計士・営業担当者などのスタッフが、図面・仕様書に基づき入念に最終チェックを行います。同時に、行政庁の完了検査が行われ、施主様立会いのもと内覧会を行い、お引き渡しとなります。