きんてつの家

木造軸組工法

工法について

木造軸組工法

伝統と革新の調和、木の温もりを纏う住まい

木造軸組工法とは、日本の伝統的な木造建築技術の一つで、主に住宅建築に用いられています。
この工法は、木材を主要な構造材料として使用し、柱と梁を組み合わせて建物の骨組みを作り上げる方法です。

木造軸組工法のメリット

間取りの自由度が高い

間取りの自由度が高い

木造軸組工法は、柱と梁を基本とする構造体により、空間を自由に設計できるメリットがあります。この工法では、構造体を柔軟に配置することが可能で、住宅の間取りにおいて多様なニーズに応えることができます。お客様のライフスタイルや将来の変化に合わせて、理想の住空間を実現することが可能です。

リフォーム・増改築がしやすい

リフォーム・増改築がしやすい

木造軸組工法で建てられた家は、構造体の柔軟性が高いため、リフォームや増改築が比較的容易です。部屋の追加や間取りの変更、老朽化した部分の修繕などをスムーズに行え、住まいを長期間にわたり維持・更新していくことが可能になります。将来的な住まいの変化にも柔軟に対応できるため、長く愛される住宅を実現します。

開口を広く取れる

開口を広く取れる

木造軸組工法の住宅は、構造上の柔軟性が高いため、2×4工法に比べ大きな窓や開口部を設けることが容易です。これにより、自然光をたっぷりと取り込むことができ、明るく開放的な室内空間を創出します。また、視覚的な開放感だけでなく、良好な通風を確保することも可能で、快適な住環境を実現します。大きな窓からの眺望を楽しみながら、自然とのつながりを感じることができるでしょう。

当社の木造軸組工法の特徴

主要構造部には安定した品質と
強度性能を保つ構造用集成材を採用

強度や弾力性など、優れた特性を持つ構造用部材に適した木材。しかし、強度・品質にバラツキがあると構造部材としての信頼は得られません。構造用集成材は、木の特性を損なうことなく、安定した品質と強度性能を保ち続けます。

構造用集成材

天然木に対し、1.5倍以上の強度性能。

天然木には大節・割れなど強度に影響する欠点があります。また、材中にあって外観からは予測できないものもあります。構造用集成材は、それらの欠点を除いて積層することにより、強度を高め、乾燥収縮による気密性の劣化を防止した信頼性の高い構造用部材です。

断面の大きい集成材は、防火性能を高めます。

木材は燃えますが、断面が大きくなると表面は焦げて炭化層ができ、酸素の供給が絶たれ燃えにくくなります。1000度以上になっても炭化スピードは1分間に6mm〜8mm程度であると言われています。

断熱性に優れ、調湿能力をもっています。

木材は建築材料として日本の気候風土に最も適しているといえます。鉄骨に比べて熱伝導率が低いため、断熱性に優れ、夏は涼しく冬は暖かく、湿度の高い梅雨時は水分を吸収してくれるなど、外断熱工法の性能を高める特性を備えています。水分を出し入れできる調湿能力をもつことで、結露による耐久性の低下を防ぐ効果もあります。

床・壁を一体化して、強靭な住まいを
つくる剛床構造と構造用面材。

床・壁を一体化
剛床構造 構造用合板と梁を
強固に一体化した剛床構造
構造用合板

2階や3階の構造用合板は、人や家具などの重さを支えるだけではありません。地震に対して、建物の強さを確実に機能させるのが剛床構造です。強い地震や台風によって横揺れすると、建物には水平方向の力(水平荷重)が加わり、変形しやすくなります。厚みのある丈夫な構造用合板を梁と一体化することで、地震の横揺れを確実に受け止め、壁にバランスよく伝えることで建物の変形を抑えます。

構造用面材 壁面全体で外力をしっかり受け止め、
分散する構造用面材。
構造用面材

建物外周部全面に構造用面材を打ち付け、躯体を箱のようにすることで、外力に強い耐力壁を構成して強度をさらに高めます。耐力壁は、面全体でバランスよく力を受け止めるため、接合部に集中する地震の力を緩和します。

建物の荷重を面で支える
鉄筋コンクリート造ベタ基礎。

地震の際、建物全体に加わる荷重を受け止め、地盤にバランスよく分散させる「鉄筋コンクリート造ベタ基礎」。大切な住まいを支える強い基礎構造です。
近鉄不動産は、50年前よりベタ基礎を標準化。すでに地震に対する万全の対策を強化していました。

鉄筋コンクリート造ベタ基礎

床下空間を密閉する工夫。

家の中で、最も湿気がたまりやすいのが床下空間。外断熱工法は、床下換気口を設けず床下空間を密閉。湿気の侵入による木部の腐れを防ぎ、住まいの耐久性を高めます。また、地震による床下換気口のヒビ割れなど、破損の心配がありません。

床下空間を密閉する工夫

施工事例

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