きんてつの家

家づくりコラム

家づくりコラム

【設計士が教える】30年後も愛せる家。バリアフリーと可変性を備えた「一生モノ」の間取り

2026.04.09

こんにちは。「きんてつの家」設計の古林です。

4月、新しい暮らしが始まる季節ですね。家づくりにおいて、今の家族構成や好みに合わせたプランニングは非常に楽しい作業です。
しかし、私が常に大切にしているのは、30年後、50年後のご家族の姿。
お子様の自立やご自身の年齢の変化など、ライフスタイルの移り変わりに寄り添い続ける「可変性」こそが、住まいの真の価値を決めると考えています。

今回は、将来のリフォーム費用を抑え、住み替えの心配がない住まいをつくるための設計のヒントをお話しします。

構造を変えずに間取りを変える「可変性」の仕掛け

家族の形は、年月とともに必ず変化します。例えば子ども部屋なら、最初はひとつの大きな空間(プレイルーム)として使い、お子様の成長に合わせて個室に分けられる計画がおすすめです。
必要になった時に間仕切りを壁や家具であとからスムーズに追加できるよう、あらかじめ天井や床に下地(補強)を入れておきます。
さらに計画上の重要なポイントとして、将来2部屋に分けることを見越して、出入り口のドアやクローゼット、窓、照明のスイッチ、コンセントなども最初から「2部屋分」配置しておくのです。

そしてお子様が独立された後は、その壁や家具を撤去し、再び広い空間に戻して趣味の部屋や収納として活用してもよいですね。
このように、大がかりな設備工事や解体工事をせずとも、その時々の暮らしに最適な形へとアップデートできる「余白」を残した計画が、将来の改修コストを大幅に抑えることに繋がります。

「1階完結型」で叶える、平屋のような暮らし

年齢を重ねた際、階段の上り下りが負担になる可能性を考え、1階だけで生活のすべてが完結できる間取りにしておくのもおすすめです。

主寝室を1階に設ける、あるいは将来的に1階を寝室に転用できる予備室を計画しておくことで、食事から入浴、そして就寝までの生活すべてがワンフロアで完結する、平屋のような暮らしが可能になります。
将来、生活の拠点が1階だけになったとしても、無理なく快適に過ごし続けることができるように、収納計画も大事です。

将来の移動をスムーズにする「引き戸」の採用

家の中の建具を「引き戸」中心に計画しておくのも、将来の安心に繋がる工夫です。
開き戸のように前後の開閉スペースを必要としない引き戸は、ご自身が年齢を重ねて足腰に不安を感じた時や、ご家族の介助が必要になった際にも、ドアの開け閉めによる体への負担を減らしてくれます。
開けっ放しにしてもドアが邪魔にならず生活動線を妨げない点も、永く快適に住み続けるためのちょっとした安心の種になります。

「ずっと心地よい家」の図面を、一緒に描いてみませんか?

こうした工夫は、単に「将来や老後のため」だけではありません。
通路を少し広く取る、動線をシンプルに整理するといった設計の工夫は、子育て世代の今の暮らしにも、ゆとりと開放感をもたらしてくれます。

何十年先も「この家を建てて良かった」と心から思っていただけるよう、きんてつの家では、確かな性能と将来を見据えた提案力でご家族の住まいづくりを全力でサポートいたします。
将来の暮らしに漠然とした不安がある方も、ぜひ一度、設計士の視点からのアドバイスをお聞きください。

▼お問合せ・ご予約はこちら▼
【完全予約制】無料設計相談会

_________________________________________________________________

■ きんてつの家

住替え・建替えの相談は近鉄不動産へ
土地探しからインテリア相談まで、
ご家族のご希望に沿った住まいづくりをワンストップでご案内

■ HP : https://kansai-iezukuri.kintetsu-re.co.jp/
■ Instagram : https://www.instagram.com/kintetsu_iezukuri/

_________________________________________________________________

トップページ家づくりコラム【設計士が教える】30年後も愛せる家。バリアフリーと可変性を備えた「一生モノ」の間取り