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2025.07.10
こんにちは。「きんてつの家」設計の古林です。
「コスパ(コストパフォーマンスの略)」、「タイパ(タイムパフォーマンスの略)」と並んで、最近注目を集めている「スペパ」という言葉をご存じでしょうか。
「スペースパフォーマンス」の略で、限られた空間を最大限に活用し、暮らしの利便性・効率性・経済性を向上させる考え方のことです。
限られた空間でも工夫次第で、日々の使いやすさが向上するだけでなく、建築コストの削減にもつながります。
今回は、この「スペパ」を意識した家づくりのポイントをご紹介します。
壁一面に天井までの高さがある収納を設ければ、省スペースでも収納力がぐんとアップ。
リビングの場合は、テレビに加え、生活雑貨や日用品の収納スペースを組み込むことで、収納量を増やしつつ、おしゃれな空間を演出できます。
ボックス階段下のデッドスペースは、掃除道具や日用品、季節家電などの収納にぴったり。
デザイン性が高く、圧迫感の少ないオープン階段なら、ワークスペース、お子様の学習スペースにするのもおすすめです。
小さなカウンターと照明を設置するだけで、集中しやすい”おこもり感”のある空間をつくれます。
小上がりを設けて床下を収納にすれば、お子様のおもちゃや座布団などを収納できます。
縦方向の空間を有効に使うのが、スペパの基本です。
普段はただ通過をするだけの廊下や階段ホールも、スペパの観点では活用価値の高い場所。
たとえば、本棚を設置すれば家族のミニライブラリーに、物干しユニットを設置すれば、簡易室内干しスペースとして利用できます。
空間を多目的に使うのも、スペパを高めるポイント。
LDKの一角に畳スペースを設ければ、洗濯物をたたむ・アイロンをかける・お子様の遊び場にするなど、暮らしに合わせて柔軟に活用できます。
扉で仕切れるようにしておけば、来客時やリモートワーク時には、個室として使うことも可能です。
無理に床面積を広げるのではなく、限られた空間を最大限に活かすのがスペパの考え方。
スペパに優れた家づくりをすれば、無駄がなく、長く快適に暮らせるマイホームが実現します。
スぺパ向上のアイデアをどんどん取り入れて、賢く間取りを計画していきましょう!
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