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家づくりコラム

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回遊動線で快適な暮らし!家事効率がアップする間取りづくりのコツ

2025.05.15

こんにちは。「きんてつの家」設計の古林です。

共働き世帯の増加にともない、家事の負担をどう軽減するかは、家づくりの大きなテーマとなっています。
とくに30~40代のファミリー層では、仕事と育児・家事の両立に悩む方も少なくありません。

今回は、毎日の家事を手際よくこなすために役立つ、回遊動線を取り入れた間取りづくりのコツをご紹介します。

回遊動線とは

回遊動線とは、家の中をぐるりと回れるように設計された動線のこと。
単に行き止まりがないだけでなく、日常の動作がスムーズになるよう、暮らしやすさに配慮されているのが特徴です。

回遊動線のメリット

回遊動線を取り入れると、家事動線や生活動線が短くなり、住まいの開放感も高まります。
具体的には、以下のようなメリットがあります。

・家事効率の向上
キッチンから洗面所や浴室などの水まわり、リビングへと移動できる回遊動線を確保すると、洗濯・掃除・料理といった複数の家事を同時に進めやすくなります。
ストレスなく移動でき、作業時間の短縮にもつながります。

・渋滞しにくい
各部屋へのルートが増えるため、家族の人数が多くても混雑しにくくなります。
とくに朝の出勤・通学時のように、家族が一斉に動く時間帯でも、ストレスなく移動できるのが大きなメリットです。

・閉塞感が少ない
家の中の行き止まりが少なくなることで、住まい全体が開放的に。
出入り口が増え、視界を遮る壁が少なくなる分、実際の面積以上の広がりを感じられます。

回遊動線の間取りづくりのコツ

回遊動線のメリットを最大限に活かすために、次の4つのコツを押さえておきましょう。

・水回りを集約する
キッチン・洗面室・浴室・トイレなどの水回りは、できるだけまとめて配置しましょう。
朝食の支度をしながら洗濯したり、料理をしながらお風呂掃除をしたりと、複数の家事を同時に進めやすくなります。

・収納スペースの確保
回遊動線を採用すると壁面が少なくなるため、収納スペースの確保が課題となります。
まずは、家族の持ち物の量を把握し、どのくらいの収納が必要かを検討しましょう。
また、お子様の成長にともない物は増えていくため、長期的な視点で余裕を持たせて収納スペースを確保しておくことが大切です。

・家具の配置の工夫
回遊動線は、通路を確保するためのスペースが必要になる分、家具の配置に制約が生じます。
置きたい家具がある場合は、間取り計画の段階でレイアウトを決めておきましょう。

家事の負担を減らして、効率よく暮らしたいなら、回遊動線を取り入れた間取りがおすすめです。
忙しい毎日をより快適に過ごせる家づくりがしたいとお考えの方は、ぜひ「きんてつの家」にご相談ください。
私たちが、お客様の暮らし方に寄り添った理想の家づくりをお手伝いいたします。

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