イベントや見学予約、家づくりについての
ご質問はお気軽にご相談ください。
2024.11.21
こんにちは。「きんてつの家」営業の網中です。
家を購入する際に、多くの方が利用する住宅ローン。
共働き世帯であれば、夫婦でローンを組む「ペアローン」という選択肢もあります。
今回は、これから家を建てる共働きのご夫婦に向けて、ペアローンの仕組みやメリット、注意点などを解説していきます。
ペアローンとは、夫婦それぞれが債務者となって、相手の連帯保証人になることで住宅ローンを組む方法です。
ペアローンを組んで購入した家は、夫婦の共有名義になります。
ペアローンとよく比較される住宅ローンの仕組みに「収入合算」がありますが、収入合算はローンの申込者の収入に、一定の収入がある配偶者や親子の収入を合算してローンを組む方法です。
夫婦、または親子の収入を合算した金額を元に審査を受けられるため、より多くの金額を借りることができるなどのメリットがあります。
収入合算での契約者は申込者1人だけであり、所有権も契約者1人(夫または妻だけ)になりますが、ペアローンは、住宅ローンを組んだ夫婦2人ともが「契約者」になります。
ペアローンには、主に次の3つのメリットがあります。
1.借入限度額がアップする
夫婦それぞれで住宅ローンを組むため、1人だけでローンを組むよりも多くの金額を借りられます。
借入金額がアップすることで、購入する住宅プランの選択肢も広がるでしょう。
2.住宅ローン控除を夫婦それぞれが受けられる
住宅ローン控除は、住宅ローン残高に応じて所得税が控除される制度です。
ペアローンでは、夫婦それぞれが借入人となるため、個々で控除を受けられます。
3.ライフプランに合わせた返済計画が可能
夫婦それぞれの収入や年齢に合わせて、返済期間や返済方法を柔軟に設定できます。
たとえば「収入が多い夫は固定金利の長期返済にして、収入の少ない妻は変動金利の短期返済」というように、それぞれで返済方法を変えられるのです。
ペアローンにはさまざまなメリットがある一方で、注意点もあります。
1.住宅ローンの審査が夫婦それぞれに行われる
夫婦それぞれが住宅ローンの審査を受ける必要があるため、どちらか一方の信用情報に問題があると、ローンが組めない恐れがあります。
2.諸費用が2倍かかる
住宅ローンを組む際には「事務手数料」や「保証料」などの諸費用がかかりますが、ペアローンの場合は夫婦それぞれで諸費用が必要になるため、コストが2倍になります。
3.連帯保証人になる必要がある
ペアローンでは、夫婦がお互いに連帯保証人となるため、どちらか一方に返済が滞ってしまうと、もう一方にも返済義務が発生します。
夫婦がともに正社員で、今後も働きつづけられる予定であれば、ペアローンはメリットが大きいといえるでしょう。
夫婦それぞれが無理なく返済を続けていくためにも、ペアローンのメリット・デメリットをよく理解し、将来のライフプランや収入、支出などを考慮した上で検討することが大切です。
住宅ローンのご相談は、ぜひ「きんてつの家」までお気軽にお問い合わせください。
_________________________________________________________________
■ きんてつの家
住替え・建替えの相談は近鉄不動産へ
土地探しからインテリア相談まで、
ご家族のご希望に沿った住まいづくりをワンストップでご案内
■ HP : https://kansai-iezukuri.kintetsu-re.co.jp/
■ Instagram : https://www.instagram.com/kintetsu_iezukuri/
_________________________________________________________________